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Workflow Innovation Terminal : ウィキペディア日本語版 | Workflow Innovation Terminal Workflow Innovation Terminalとは、三井住友銀行などで採用されている銀行窓口業務用の端末である。略称は頭文字をとったWIT。端末のオペレーティングシステムはWindows NT。 ==概要== 1998年、三井住友銀行の前身である住友銀行が、NECと共同で開発した。スキャナとOCR機能を活用することで、銀行窓口業務におけるミスの発生要素自体を減らし、結果的に各取引についての所要時間短縮、ひいては業務の効率化、効果的な人員配置、銀行経営改善につながるものである。この発想については、のちに、多くの金融機関で採用され、1999年には同じ住友グループの住友信託銀行でも同様のシステムを採用(NBT)し、2003年には関西銀行(現・関西アーバン銀行)でもWITを採用した。なおハードウェア自体の正式な名称はNBTであるが、三井住友銀行などの端末は使われているシステムの名称からWITと呼称される。NBTはハードウェアのみの区分であるため搭載されるシステムについては規定がなく、またハードウェア自体にもいくつかの種類がある。そのため住友信託銀行のNBTは三井住友銀行のWITとは別であるし、オペレーティングシステムにWindows2000を搭載したものも存在する。 住友銀行に納入されたWITはNEC製であるが、三井住友銀行になって以後は、ハードウェアに関してのみ沖電気工業製のものも登場している。これは、(三井住友銀行発足時に住友銀行との合併相手であった)旧さくら銀行の窓口端末が沖電気工業製であったことに起因している。2008年、WITをソフトウェア・ハードウェアとも更新する目的で誕生した窓口端末CUTEは、三井住友銀行・NEC・沖電気工業の共同開発となっている。
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